褐色細胞腫でみられるのはどれか。
褐色細胞腫でみられるのはどれか。
- ⑴ 高血糖カテコールアミンが糖新生を促しインスリン分泌を抑えるため、高血糖になります。
- ⑵ 中心性肥満中心性肥満はCushing症候群の所見です。褐色細胞腫では体重が減ります。
- ⑶ 満月様顔貌満月様顔貌もCushing症候群に特徴的な所見です。
- ⑷ 血清カリウム濃度の低下低カリウム血症は原発性アルドステロン症で問題になります。
- ⑸ 副腎皮質ホルモンの産生の亢進褐色細胞腫で過剰になるのは副腎髄質のカテコールアミンです。
解説
正解は⑴です。褐色細胞腫は副腎髄質などのクロム親和性細胞から生じる腫瘍で、カテコールアミンが過剰に分泌されます。カテコールアミンは肝臓での糖新生とグリコゲンの分解を促し、インスリンの分泌を抑えるため高血糖を生じます。高血圧、頭痛、発汗、動悸、体重減少もよく見られる症状です。中心性肥満と満月様顔貌、副腎皮質ホルモンの過剰はCushing症候群、低カリウム血症は原発性アルドステロン症の所見で、いずれも副腎皮質の病気です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成