大規模災害発生後2か月が経過し、応急仮設住宅で生活を始めた被災地の住民に出現する…
大規模災害発生後2か月が経過し、応急仮設住宅で生活を始めた被災地の住民に出現する可能性が高い健康問題はどれか。
- ⑴ 慢性疾患の悪化生活環境の変化や服薬の中断、運動不足が重なり、慢性疾患が悪化しやすくなります。
- ⑵ 消化器感染症の発症消化器感染症は人が密集する避難所での急性期に問題となります。
- ⑶ 深部静脈血栓症の発症深部静脈血栓症は車中泊など動けない状態が続く発災直後に起こりやすくなります。
- ⑷ 急性ストレス障害の発症急性ストレス障害は発災から1か月以内に現れる反応で、時期が早すぎます。
解説
正解は⑴です。発災から2か月が経ち応急仮設住宅での生活が始まる時期は、慢性期にあたります。生活環境の変化や薬の中断、食生活の乱れ、運動不足、閉じこもりなどが重なり、高血圧や糖尿病といった慢性疾患が悪化しやすくなります。消化器感染症は避難所で人が密集する超急性期から急性期、深部静脈血栓症は車中泊など動けない時期、急性ストレス障害は発災から1か月以内に現れるもので、いずれも時期がこれより早くなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成