病院における医療安全文化の醸成につながる行動はどれか。
病院における医療安全文化の醸成につながる行動はどれか。
- ⑴ 食事介助は30 分以内で行うルールを決める。時間で区切ると介助を急ぐことになり、誤嚥の危険を高めてしまいます。
- ⑵ 他の病棟で起こったインシデントについて学ぶ。他部署の事例から学ぶ姿勢は、自分たちの危険を見直すことにつながります。
- ⑶ 薬剤を間違えても影響がない場合は患者に説明しない。影響がなくても誤りは正直に伝えることが、患者との信頼の土台になります。
- ⑷ 水薬の内服時にこぼれた量が少ない場合はそのままとする。こぼれた量だけ与薬量が減るため、医師に報告して対応を相談します。
解説
正解は⑵です。医療安全文化とは、個人を責めるのではなく、起きた出来事を組織で共有して仕組みを改める風土のことです。他の病棟で起こったインシデントから学ぶ姿勢は、自分たちの現場に同じ危険がないかを見直すことにつながり、この文化を育てます。患者に影響がなかった場合でも、誤りは正直に伝えることが信頼の土台になります。こぼれた薬をそのままにすれば与薬量が変わってしまい、時間で区切るルールは介助を急がせて誤嚥を招きます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成