カルシウム拮抗薬の血中濃度を上げる食品はどれか。
カルシウム拮抗薬の血中濃度を上げる食品はどれか。
- ⑴ 牛乳牛乳はカルシウムがテトラサイクリン系抗菌薬と結合し、その吸収を妨げます。
- ⑵ 納豆納豆はビタミンKを多く含み、ワルファリンの効果を弱めます。
- ⑶ ブロッコリーブロッコリーもビタミンKを多く含む食品です。
- ⑷ グレープフルーツ小腸の代謝酵素CYP3A4を阻害するため、薬の血中濃度が上がります。
解説
正解は⑷です。グレープフルーツに含まれる成分は、小腸でカルシウム拮抗薬を分解する酵素CYP3A4 の働きを抑えます。その結果、分解されずに吸収される薬が増えて血中濃度が上がり、血圧が下がりすぎたり頻脈が出たりする恐れがあります。牛乳はテトラサイクリン系抗菌薬の吸収を妨げ、納豆とブロッコリーはビタミンKを多く含むためワルファリンの効果を弱めます。薬と食品の組合せは代表的なものを覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成