訪問看護が導入されて2か月、A さんの妻が健康診査後の精査目的で数日間入院するこ…
次の文を読み115〜117 の問いに答えよ。A さん(75 歳、男性)は、妻(70 歳)と2人暮らし。2型糖尿病の治療中で、2年前から1日2回朝・夕食前に混合型インスリン注射が開始となった。その後、糖尿病性網膜症による視力障害が進んだため、現在は妻と一緒に単位数や針の確認をし、インスリンの自己注射を実施している。
訪問看護が導入されて2か月、A さんの妻が健康診査後の精査目的で数日間入院することになった。A さんは妻の入院中もできる限り自宅で過ごしたいと考えている。妻の入院中の対応について、サービス担当者会議が開かれた。この時に訪問看護師が行うA さんへの提案で優先度が高いのはどれか。
- ⑴ 通所介護を利用する。通所では、1日2回の注射を支えることができません。
- ⑵ 訪問介護を利用する。訪問介護では、インスリン注射を行えません。
- ⑶ 配食サービスを利用する。食事は支えられますが、注射の課題は残ります。
- ⑷ 訪問看護の回数を増やす。視力が落ちており、注射を安全に続けるために必要です。
解説
正解は⑷です。この患者は視力が落ちていて単位数の確認を妻に頼っているため、妻の入院中はインスリン注射を安全に続けられるかどうかが最大の課題です。訪問看護の回数を増やして注射を支えることが優先されます。通所や訪問介護、配食も役立ちますが、注射の確実さには代えられません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成