インスリン治療開始後3年、A さんは妻の付き添いで散歩を取り入れ運動療法にも取り…
次の文を読み115〜117 の問いに答えよ。A さん(75 歳、男性)は、妻(70 歳)と2人暮らし。2型糖尿病の治療中で、2年前から1日2回朝・夕食前に混合型インスリン注射が開始となった。その後、糖尿病性網膜症による視力障害が進んだため、現在は妻と一緒に単位数や針の確認をし、インスリンの自己注射を実施している。
インスリン治療開始後3年、A さんは妻の付き添いで散歩を取り入れ運動療法にも取り組んでいたが、靴ずれが悪化し右第5趾に潰瘍ができた。そこで要介護1の認定を受けて訪問看護が週2回導入され、フットケアの指導が行われることになった。訪問看護師が行う妻への指導内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 絆創膏は足趾全体を覆うように貼る。足指全体を覆うと蒸れて、かえって悪化します。
- ⑵ 浸出液の臭いの変化に注意する。においの変化は、感染が進んだ合図になります。
- ⑶ 泡立てた石けんで足を洗う。泡でこすらずに洗うと、皮膚を傷めずに清潔を保てます。
- ⑷ 足浴には42 ℃の湯を使う。感覚が鈍っており、やけどを防ぐため38度前後にします。
- ⑸ 大きいサイズの靴を履く。大きすぎる靴は、中で足がずれて傷のもとになります。
解説
正解は⑵と⑶です。においの変化は感染が進んだ合図なので、家族が気づけるよう伝えます。洗うときは泡立てた石けんでこすらずに洗い、よくすすぎます。絆創膏で足指全体を覆うと蒸れて悪化し、湯は38度から39度にとどめ、大きすぎる靴は中で足がずれて新たな傷のもとになります。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成