A さんの甲状腺腫瘍の確定診断に必要な検査はどれか。
次の文を読み91〜93 の問いに答えよ。A さん(35 歳、女性)は、昨年結婚し、夫(50 歳)と2人暮らし。最近2か月で5kgの体重減少、首の違和感と息苦しさ、心悸亢進、不眠のため内科を受診した。触診で甲状腺の腫脹、超音波検査で甲状腺内に数か所の石灰化が認められたため、甲状腺腫瘍の疑いで大学病院に紹介された。嗜好品:飲酒はビール700 ml/日を週5日趣 味:ジョギングとヨガ
A さんの甲状腺腫瘍の確定診断に必要な検査はどれか。
- ⑴ 血中サイログロブリン値検査治療後の再発をみる目安で、確定診断には使いません。
- ⑵ 頸部エックス線撮影エックス線撮影では、腫瘍の性質は分かりません。
- ⑶ 穿刺吸引細胞診細胞を取って調べることで、良性か悪性かが分かります。
- ⑷ 頸部CT断層撮影は、広がりをみる検査です。
解説
正解は⑶です。甲状腺の腫瘍が良性か悪性かを決めるには、細い針を刺して細胞を取り、顕微鏡で調べる穿刺吸引細胞診が必要です。超音波や断層撮影は形や広がりを見る検査、血中サイログロブリンは治療後の再発の目安に使われるもので、いずれも確定診断には用いません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成