A さん(55 歳、女性)は、1人暮らし。A さんには視覚障害があり、光と輪郭が…
A さん(55 歳、女性)は、1人暮らし。A さんには視覚障害があり、光と輪郭がぼんやりわかる程度である。食事の準備や室内の移動は自立している。震度6の地震が発生した。A さんは、避難所に指定されたバリアフリーの公民館に近所のBさんと避難した。公民館には複数の部屋がある。避難所の開設初日に医療救護班として看護師が派遣された。避難所生活を開始するA さんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ B さんをA さんの介助者とする。近所の人を、介助者と決めつけることは適切ではありません。
- ⑵ A さんの肩に触れてから声をかける。声をかけてから触れるのが、基本の順序です。
- ⑶ A さんにはトイレに近い部屋を割りあてる。自分で行き来しやすくなり、負担が減ります。
- ⑷ 移動するときはA さんの手を引っ張って誘導する。誘導では、相手に腕や肩をつかんでもらいます。
解説
正解は⑶です。見えにくい人にとって慣れない場所での移動は負担が大きいので、トイレに近い部屋を割り当てると自分で行き来しやすくなります。声をかけてから触れるのが基本で、誘導では相手に腕や肩をつかんでもらいます。近所の人を介助者と決めつけることも避けます。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成