A ちゃん(5歳、女児)は、インフルエンザ脳症の終末期である。A ちゃんに意識は…
A ちゃん(5歳、女児)は、インフルエンザ脳症の終末期である。A ちゃんに意識はなく、付き添っている母親は「私がもっと早く病院に連れて来ればこんなことにならなかったのに」と病室で泣いている。A ちゃんの母親への対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 母親に受診が遅くなった状況を聞く。責める響きになり、自責の念を強めてしまいます。
- ⑵ 母親がA ちゃんに対してできるケアを提案する。今できる関わりが、母親の支えになります。
- ⑶ 病気で亡くなった子どもの親の会を母親に紹介する。親の会の紹介は、今の時期には早すぎます。
- ⑷ 母親が泣いている間はA ちゃんの病室に居ることができないと母親に説明する。そばを離れさせることは、望ましくありません。
解説
正解は⑵です。自分を責めている母親には、今この子にしてあげられることを一緒に見つけて実際に行ってもらうことが支えになります。体をふく、手を握るといった関わりが、残された時間の意味を支えます。受診の遅れを尋ねることは責める響きになり、親の会の紹介やそばを離れさせる対応も今は適しません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成