検査の結果、A さんは左脳の運動野に脳梗塞を発症していることが分かった。Aさんは…
次の文を読み118〜120 の問いに答えよ。A さん(75 歳、女性)は、脂質異常症と高血圧症で通院中で、定期受診のため、外来待合室で順番を待っていた。A さんは、待合室の雑誌を取ろうと立ち上がり、歩こうとしたところ、右足が思うように動かず引きずって歩いた。外来看護師が声をかけると、A さんは「らいじょうぶ」と返答したが、ろれつが回らなかった。
検査の結果、A さんは左脳の運動野に脳梗塞を発症していることが分かった。Aさんは3週間の入院治療を経て転院し、2か月間のリハビリテーションを行うことになった。転院先の医療機関に提供する情報で最も優先するのはどれか。
- ⑴ 診療情報提供書診断や経過、薬の情報がまとまっており、引き継ぎに欠かせません。
- ⑵ 要介護認定の申請書申請書は、転院後の手続きのなかで用いるものです。
- ⑶ 医療相談員の相談記録相談の記録は、まず必要な情報ではありません。
- ⑷ 使用中の車椅子の機種車椅子の機種は、まず必要な情報ではありません。
- ⑸ 身体障害者手帳の申請書申請書は、転院後の手続きのなかで用いるものです。
解説
正解は⑴です。診療情報提供書には、診断名や経過、検査の結果、使っている薬などがまとめられており、転院先が治療とリハビリテーションを続けるうえで欠かせません。要介護認定や身体障害者手帳の申請書、相談の記録、車椅子の機種も役に立ちますが、まず必要な情報ではありません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成