A さんは、緊急血液透析によって全身状態が改善した。その後、シャント造設術を受け…
次の文を読み94〜96 の問いに答えよ。A さん(56 歳、男性、会社員)は、デスクワークが多い仕事をしている。40 歳時の会社の健康診断で2型糖尿病と診断され、紹介されたクリニックで血糖降下薬を処方されて内服を継続していた。50 歳ころから視力の低下と持続性蛋白尿を指摘され、腎臓内科を受診し食事指導を受けた。しかし、仕事が忙しく食事指導の内容を守れていなかった。1年前から、足のしびれが出現するようになった。
A さんは、緊急血液透析によって全身状態が改善した。その後、シャント造設術を受け、週3回の血液透析となり、退院後は職場に近いクリニックで維持血液透析を受けることが決定した。A さんから、退院後の生活について「仕事に復帰予定ですが、医療費の支払いが心配です」と発言があった。維持血液透析により身体障害者手帳を取得したA さんが利用できる医療費助成制度はどれか。
- ⑴ 医療扶助医療扶助は、生活保護を受けている人が対象です。
- ⑵ 自立支援医療手帳をもつ人の自己負担を軽くする制度にあたります。
- ⑶ 訪問看護療養費訪問看護療養費は、医療保険からの給付です。
- ⑷ 認定疾病に対する医療の給付認定疾病への給付は、原爆被爆者への制度です。
解説
正解は⑵です。自立支援医療のうち更生医療は、身体障害者手帳をもつ18歳以上の人が、障害を軽くしたり進行を防いだりする医療を受けるときに自己負担を軽くする制度です。人工透析はその代表です。医療扶助は生活保護、訪問看護療養費は医療保険の給付、認定疾病の給付は原爆被爆者への制度です。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成