A さんの現在の状況のアセスメントで適切なのはどれか。
次の文を読み94〜96 の問いに答えよ。A さん(56 歳、男性、会社員)は、デスクワークが多い仕事をしている。40 歳時の会社の健康診断で2型糖尿病と診断され、紹介されたクリニックで血糖降下薬を処方されて内服を継続していた。50 歳ころから視力の低下と持続性蛋白尿を指摘され、腎臓内科を受診し食事指導を受けた。しかし、仕事が忙しく食事指導の内容を守れていなかった。1年前から、足のしびれが出現するようになった。
A さんの現在の状況のアセスメントで適切なのはどれか。
- ⑴ 緑内障が疑われる。視力の低下は、網膜症によるものと考えられます。
- ⑵ 運動療法が必要である。腎機能と網膜の状態を確かめてから決める必要があります。
- ⑶ 糖尿病性神経障害が疑われる。足のしびれが続いており、神経障害が疑われます。
- ⑷ 高蛋白質の食事摂取が必要である。腎症が進んでおり、たんぱく質は控えめにします。
解説
正解は⑶です。1年前から足のしびれが続いていることと、血糖の管理が十分でない経過から、糖尿病性神経障害が疑われます。視力の低下は網膜症によるもので、緑内障とは限りません。腎症が進んでいるためたんぱく質は控えめにし、運動は腎機能と網膜の状態を確かめてから決めます。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成