老化による身体機能の変化と薬物動態への影響との組合せで正しいのはどれか。
老化による身体機能の変化と薬物動態への影響との組合せで正しいのはどれか。
- ⑴ 血中蛋白の低下 ― 薬効の減少たんぱく質が減ると、効き目はむしろ強くなります。
- ⑵ 腎血流量の低下 ― 薬効の減少排泄が遅れるため、効き目はむしろ強くなります。
- ⑶ 肝血流量の低下 ― 薬効の増大分解が追いつかず、血中濃度が上がって効き目が強まります。
- ⑷ 消化機能の低下 ― 薬効の増大吸収が遅れるため、効き目はむしろ弱くなります。
解説
正解は⑶です。薬の多くは肝臓で分解されるため、肝臓へ流れる血液が減ると分解が追いつかず、血液中の薬の濃度が上がって効き目が強く出ます。腎臓への血流が減った場合も排泄が遅れて効き目は強まります。血液中のたんぱく質が減ると、たんぱく質と結びつかない薬が増えて効き目は強くなります。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-03_04_05.html)を加工して作成