急性大動脈解離について正しいのはどれか。
急性大動脈解離について正しいのはどれか。
- ⑴ 大動脈壁の外膜が解離する。解離が起こるのは、中膜です。
- ⑵ 診断には造影剤を用いないCT 検査を行う。診断には、造影剤を用いた検査が必要です。
- ⑶ Stanford〈スタンフォード〉分類B 型では緊急手術を要する。緊急手術を要するのは、上行大動脈に及ぶ型です。
- ⑷ 若年者ではMarfan〈マルファン〉症候群の患者にみられることが多い。結合組織が弱く、若い人の原因として知られます。
解説
正解は⑷です。マルファン症候群では結合組織が弱く、大動脈の壁がもろくなるため、若い人の大動脈解離の原因として知られています。解離が起こるのは中膜で、診断には造影剤を用いた検査が必要です。緊急手術を要するのは上行大動脈に及ぶ型のほうになります。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成