入院時のアセスメントで正しいのはどれか。
次の文を読み119、120 の問いに答えよ。Aさん(32 歳、女性)は、営業で外出の多い業務を担当している。1か月前から発熱、倦怠感、関節痛および顔面の紅斑が出現し、近くの医療機関を受診したところ全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され治療目的で入院した。入院時所見は身長160 cm、体重55 kg。血圧142/80 mmHg。血液検査データは、白血球4,400/μL、血小板17.5 万/μL、Hb 12.5 g/dL、クレアチニン2.5 mg/dL、抗核抗体は陽性であった。
入院時のアセスメントで正しいのはどれか。
- ⑴ 貧血ヘモグロビンは、基準の範囲にあります。
- ⑵ 出血傾向血小板も、基準の範囲にあります。
- ⑶ 易感染状態白血球も、基準の範囲にあります。
- ⑷ 腎機能低下クレアチニンが高く、働きが落ちています。
解説
正解は⑷です。クレアチニンが2.5と高く、腎臓の働きが落ちていることが分かります。この病気では腎臓が侵されるループス腎炎が起こりやすく、経過をよくみる必要があります。ヘモグロビンと血小板、白血球の値はいずれも基準の範囲にあります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成