母親は「Aは来年の4月には小学校に入学する年齢だけど、入学に向けてどうすればよい…
次の文を読み109〜111 の問いに答えよ。Aちゃん(6歳、女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で、移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。
母親は「Aは来年の4月には小学校に入学する年齢だけど、入学に向けてどうすればよいのか分からない」と訪問看護師に相談した。訪問看護師が行う援助として適切なのはどれか。
- ⑴ 自宅に教員を派遣できる小学校に連絡する。看護師が、直接連絡することではありません。
- ⑵ Aちゃんが入学できる特別支援学校を紹介する。就学先は、相談のうえで決まります。
- ⑶ 父親に仕事を調整してAちゃんの送迎をするよう勧める。家族の働き方を、指図することになります。
- ⑷ 教育委員会に小学校入学に関する相談をするよう勧める。就学先を決める窓口として、適切です。
解説
正解は⑷です。就学先の決定は市町村の教育委員会が行うため、まず相談するよう勧めることが適切です。そこで本人の状態に合った学びの場が検討されます。看護師が学校へ直接連絡することや特定の学校を紹介すること、父親に送迎を求めることは適切ではありません。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成