Aさんは「彼とは交際を続けたいので、性感染症〈STD〉のことは黙っていてもよいで…
次の文を読み106〜108 の問いに答えよ。Aさん(20 歳、女性、大学生)は、最近、同じ大学に所属するパートナー(21 歳、男性)との性交後に白色帯下が増えた。外陰部に腫瘤はみられず搔痒感や痛みはないが、時々、下腹部に痛みがあった。Aさんは性感染症〈STD〉を疑い、1人で産婦人科クリニックを受診した。診察時の体温36.8 ℃、脈拍62/分であった。
Aさんは「彼とは交際を続けたいので、性感染症〈STD〉のことは黙っていてもよいですか。今日、相談に来たことも彼には話していません」と看護師に話した。Aさんに対する看護師の対応で最も適切なのはどれか。
- ⑴ パートナーには話さなくてもよいと伝える。互いにうつし合うことに、なってしまいます。
- ⑵ パートナーに来院を促す電話をすると伝える。本人の同意なく、連絡はできません。
- ⑶ Aさんが通う大学の保健センターの看護師に相談するよう勧める。ここで解決すべき相談にあたります。
- ⑷ 性感染症〈STD〉に罹患したことをAさんからパートナーに伝えるよう勧める。交際を続けたい気持ちとも、両立する道です。
解説
正解は⑷です。相手も感染している可能性が高く、治療しなければ互いにうつし合うことになります。本人から伝えてもらうよう勧めることが、交際を続けたいという気持ちとも両立する道です。看護師が連絡することや、黙っていてよいと伝えることは適切ではありません。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成