A さん(50 歳、男性)は、上腹部痛が突然出現したため、冷や汗をかき腹部を押さ…
A さん(50 歳、男性)は、上腹部痛が突然出現したため、冷や汗をかき腹部を押さえながら家族と来院した。A さんは十二指腸潰瘍の既往がある。このときに観察する徴候として最も適切なのはどれか。
- ⑴ Romberg〈ロンベルグ〉徴候これは、平衡の機能をみる徴候です。
- ⑵ Blumberg〈ブルンベルグ〉徴候腹膜への刺激を、示す所見です。
- ⑶ Courvoisier〈クールボアジェ〉徴候これは、胆囊の腫大をみる徴候です。
- ⑷ Trendelenburg〈トレンデレンブルグ〉徴候これは、股関節の機能をみる徴候です。
解説
正解は⑵です。十二指腸潰瘍の既往があって突然の強い上腹部痛が起きたときは、穿孔して腹膜炎を起こしている恐れがあります。腹部を押さえて急に離したときに強く痛むブルンベルグ徴候は、腹膜への刺激を示す所見で、最も確かめるべきものです。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。根拠まで言えるようにしておくと、別の問われ方にも対応できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成