A さんは、妊娠37 週0 日に帝王切開で体重2,800 g の児を出産した。術…
次の文を読み109〜111 の問いに答えよ。A さん(35 歳、初産婦)は、夫と2 人で暮らしている。妊娠28 週2 日、妊婦健康診査で胎盤が内子宮口を全部覆っていると指摘された。自覚症状はない。その他の妊娠経過に異常は認められていない。A さんは、身長155 cm、体重56 kg(非妊時体重50 kg)である。
A さんは、妊娠37 週0 日に帝王切開で体重2,800 g の児を出産した。術後3 日、A さんは看護師に「どうすることもできなかったのは分かっているのですが、自然なお産をしたかったです。赤ちゃんを産んだ実感がありません」と話した。看護師の対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 精神科の受診を勧める。自然な反応であり、受診は要りません。
- ⑵ 妊娠期からの振り返りをする。自分の歩みを振り返り、実感が形を得ます。
- ⑶ 次の出産で経腟分娩を試みるよう勧める。次の出産の話は、今は早すぎます。
- ⑷ 数日前に帝王切開術を受けた褥婦に話をしてもらうよう勧める。他の人に頼んでも、思いは整理されません。
解説
正解は⑵です。自然に産めなかったという思いには、妊娠の経過から今日までを一緒に振り返ることが助けになります。自分の歩みを言葉にすることで、産んだという実感が形を得ていきます。精神科の受診や次の出産の話、他の人に話を頼むことは、今は適切ではありません。関連する内容もあわせて確かめ、つながりで覚えておきましょう。似た選択肢と並べて整理しておくと、迷わずに選べるようになります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成