手術の後の回復に影響する要因について正しいのはどれか。
手術の後の回復に影響する要因について正しいのはどれか。
- ⑴ 喫煙は、組織へ届く酸素を増やして治りを助ける。血管が縮み、組織へ届く酸素はむしろ減ります。
- ⑵ 血糖の値が高い状態が続くと、感染への抵抗力は強まる。高血糖では白血球の働きが落ち、感染しやすくなります。
- ⑶ 低栄養の状態が続くと、創の治りは遅くなる。創を治すには、たんぱく質やビタミンが欠かせないためです。
- ⑷ 副腎皮質ステロイド薬の使用は、創の治りを速める。炎症と細胞の増殖を抑えるため、治りは遅くなります。
解説
低栄養の状態が続くと、創の治りは遅くなります。創が治る過程では、線維芽細胞がコラーゲンをつくり、新しい血管が伸びていきます。その材料となるたんぱく質、亜鉛、ビタミンCが不足すると、この過程が滞ります。高血糖は白血球の働きを落として感染を招き、副腎皮質ステロイド薬は炎症と細胞の増殖を抑え、喫煙は血管を縮めて酸素の供給を減らします。いずれも回復を遅らせる要因です。
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