認知症があり、自分の希望を言葉で伝えることが難しい入院患者について、家族と医療者…
認知症があり、自分の希望を言葉で伝えることが難しい入院患者について、家族と医療者の間で今後の療養の場を話し合うことになった。看護師が権利擁護<アドボカシー>として行う行動で、最も適切なのはどれか。
- ⑴ 日ごろの表情や反応から本人の好みを読み取り、話し合いの場で代弁します。意向を言葉にしにくい人の思いを、医療の場に届ける働きかけにあたります。
- ⑵ 医師の説明を家族が理解できるよう、専門用語をそのまま繰り返し伝えます。言い換えのない伝達では理解を助けられず、本人の思いを届ける働きにもなりません。
- ⑶ 判断が難しい患者に代わって、看護師が治療方針そのものを決定します。決定を肩代わりすることであり、本人の意思を届ける役割とは別のものです。
- ⑷ 話し合いの結論が出た後で、本人に決定内容を伝える役割だけを担います。決まった後の伝達に限ると、本人の意向が話し合いに入らないまま進んでしまいます。
- ⑸ 家族の意見が一致するまで、本人に関する情報は話し合いの場に出しません。本人の様子を伝えないまま進めることになり、本人の立場に立つ行動と逆になります。
解説
正解は⑴です。権利擁護<アドボカシー>は、自分で意向を表明しにくい人の立場に立ち、その人の意思や利益が医療の場に届くように働きかけることです。言葉で希望を伝えにくい患者では、日ごろのケアの中で見せる表情や反応、これまでの暮らし方から好みを読み取り、話し合いの場でそれを伝える役割が看護師に求められます。看護師が方針を代わりに決めることや、本人に関わる情報を伏せることは、この役割とは異なります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。