脳の出血を起こした患者に、体温の調節がうまくいかない状態と、飲水量および睡眠と覚…
脳の出血を起こした患者に、体温の調節がうまくいかない状態と、飲水量および睡眠と覚醒のリズムの乱れがみられた。障害された部位として最も考えられるのはどれか。
- ⑴ 呼吸と循環の中枢がある、脳幹の延髄である。延髄の障害では呼吸や循環、嚥下の障害が中心となります。
- ⑵ 自律神経とホルモンの調節の中枢がある、間脳の視床下部である。体温、飲水、睡眠と覚醒の調節はいずれも視床下部が担っています。
- ⑶ 運動の調節と体の平衡に関わる、小脳である。小脳の障害では、ふらつきや細かい動きの乱れがみられます。
- ⑷ 体の感覚の情報を大脳へ中継する働きをもつ、間脳の視床である。視床は感覚の中継を担い、障害では感覚の異常が前面に出ます。
解説
正解は⑵です。視床下部は間脳にあり、体温の調節、飲水と摂食、睡眠と覚醒のリズム、内分泌や自律神経の調節をまとめて担う部位です。この患者にみられた三つの症状はいずれも視床下部の働きにあたるため、この部位の障害が最も考えられます。視床は感覚の中継、延髄は呼吸と循環、小脳は運動の調節と平衡に関わり、障害されたときに現れる症状が異なります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。