入院中の高齢の患者が、食事のときに強くむせ込んだ。翌日から38度台の発熱と湿った…
入院中の高齢の患者が、食事のときに強くむせ込んだ。翌日から38度台の発熱と湿った咳が続き、右側の胸の音を聴くと雑音が混じっていた。この患者に起きていると考えられるのはどれか。
- ⑴ 心臓の働きが低下して、両側の肺に水分がたまっている。心不全による肺のうっ血は左右に起こることが多く、発熱を伴いません。
- ⑵ 胸膜の間に空気がたまり、右側の肺が縮んでいる。気胸では急に息苦しくなり呼吸音が弱まりますが、発熱や湿った咳は伴いません。
- ⑶ 気道が細くなって、息を吐き出しにくくなっている。気道が狭くなると笛のような音を伴う呼気の延長がみられ、経過が異なります。
- ⑷ 食物や唾液が気管に入り、右側の肺に炎症が起きている。むせ込みの後に発熱と湿った咳が続く経過は、誤嚥による肺の炎症を示します。
解説
正解は⑷です。食事中に強くむせ込んだ後に発熱と湿った咳が続き、片側の胸で雑音が聴かれるという経過は、食物や唾液が気管に入って肺に炎症を起こした誤嚥性肺炎を強く示します。高齢者では飲み込む力と咳をする力が弱まるため起こりやすく、右の気管支の方が太く傾きが急なことから右側に起こりやすいという特徴があります。
AIが生成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。