小学校の高学年では、同じ学年でも女子の方が男子より背が高い児童が多く見られます。…
小学校の高学年では、同じ学年でも女子の方が男子より背が高い児童が多く見られます。保護者にこの理由を説明する内容として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 身長が急に伸びる時期が、男子より女子の方が早く訪れるためである。思春期の身長の急な伸びは女子の方が早く始まります。そのため小学校高学年の時期に限って女子の方が背が高くなり、のちに男子が追い越していきます。
- ⑵ 女子の方が男子より睡眠の時間が長く、成長ホルモンの分泌が多いためである。睡眠時間に男女で大きな差はなく、身長差の説明にはなりません。
- ⑶ 女子の方が男子より体を動かす時間が長く、骨の成長が促されるためである。運動は骨の発育を支えますが、この時期の身長差の理由にはなりません。運動量が多いから背が高くなる、という説明は成り立ちません。
- ⑷ 男子は身長より先に筋肉が増えるため、身長の伸びが後回しになるためである。順序が逆です。筋肉が大きく増えるのは身長が急に伸びる時期のあとで、男女とも身長の伸びが先に起こります。
解説
正解は⑴です。思春期には身長が急に伸びる時期があり、その時期は女子の方が男子より早く訪れます。そのため小学校の高学年では女子の方が背が高いことが多くなります。その後で男子にも身長が急に伸びる時期が訪れ、中学生になるころには男子の方が高くなっていきます。一時的に背の順が入れ替わるのは発育の進み方の違いによるもので、心配のいらない変化であることを保護者に伝えます。
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