十二世紀のなかごろに起こった二度の内乱に勝ち、朝廷で高い地位について政治の実権を…
十二世紀のなかごろに起こった二度の内乱に勝ち、朝廷で高い地位について政治の実権をにぎった平氏について述べたものとして、最も適切なものはどれか。
- ⑴ 平清盛は征夷大将軍に任じられ、鎌倉に幕府を開いて全国に守護と地頭を置き、武士を従える新しい政治の仕組みを整えた鎌倉に幕府を開いたのは源頼朝で、平清盛ではありません。
- ⑵ 平清盛は武士として初めて太政大臣となり、娘を天皇のきさきとして一族を高い位につけ、宋との貿易に力を入れた武士でありながら朝廷の最高の官職につきました。
- ⑶ 平清盛は摂政や関白の地位について、天皇に代わって朝廷の政治を行い、荘園の整理を進めた摂政や関白として政治を行ったのは藤原氏の人々です。
- ⑷ 平清盛は元からの服属の求めを退けて九州の守りを固め、二度にわたる襲来をしりぞけた元の襲来をしりぞけたのは鎌倉時代の執権北条時宗です。
解説
正解は⑵です。平清盛は保元の乱と平治の乱に勝って力をのばし、武士として初めて太政大臣となりました。娘を天皇のきさきに入れて生まれた子を天皇に立て、一族を高い官職につけるなど、朝廷の中で大きな力をふるいました。また、瀬戸内海の航路や兵庫の港を整え、宋との貿易による利益を重んじました。武士が朝廷の政治の中心に進出した最初の例として、鎌倉幕府の成立につながる動きです。
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