不平等条約とその改正について述べた次のⅠ〜Ⅲの文のうち、正しいものの組合せとして…
不平等条約とその改正について述べた次のⅠ〜Ⅲの文のうち、正しいものの組合せとして最も適切なものはどれか。
Ⅰ 幕末に結ばれた通商条約は、相手国の領事が自国民を裁く領事裁判権を認めていた。
Ⅱ 幕末に結ばれた通商条約では、日本に輸入品へ自由に税をかける関税自主権がなかった。
Ⅲ 明治政府は、関税自主権の回復を実現したのち、領事裁判権の撤廃を実現した。
- ⑴ Ⅱのみが正しいⅡは正しいのですが、領事裁判権について述べたⅠも正しい内容です。
- ⑵ ⅡとⅢが正しいⅡは正しいのですが、関税自主権の回復が実現したのは領事裁判権の撤廃より後です。
- ⑶ ⅠとⅢが正しいⅠは正しいものの、Ⅲは先に実現したのが領事裁判権の撤廃である点とくいちがいます。
- ⑷ ⅠとⅡが正しい領事裁判権を認めた点と、関税自主権がなかった点は、どちらも正しい内容です。
- ⑸ Ⅰのみが正しいⅠは正しいのですが、関税自主権について述べたⅡも正しい内容です。
- ⑹ ⅠとⅡとⅢが正しいⅠ・Ⅱは正しいのですが、Ⅲだけは二つの改正の順序が入れかわっています。
- ⑺ 正しいものは一つもないⅠは相手国の領事が自国民を裁く領事裁判権を正しく述べています。
- ⑻ Ⅲのみが正しいⅢは二つの改正が実現した順序を取りちがえており、正しくありません。
解説
正解は⑷です。幕末に結ばれた通商条約は、相手国の領事が自国民を裁く領事裁判権を認め、日本に関税自主権がないという不平等な内容をふくんでいました。明治政府はその改正を重要な課題とし、法律や制度を整えながら交渉を重ねました。まず領事裁判権をなくすことに成功し、関税自主権の回復はさらに後になって実現しました。二つの順序を合わせて覚えましょう。
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