ソクマル助産師

2週後、夫から外来に電話があり「しばらく食事の工夫をして様子をみていたがどんどん…

次の文を読み45〜47 の問いに答えよ。Aさん(34 歳、初妊婦、専業主婦)。既往歴に特記すべきことはない。身長156 cm、非妊時体重52 kg。妊娠7週2日、経腟超音波検査で胎児の心拍動が確認できた。1週前から起床時の胃部不快感があり、食欲が減退している。嘔吐は1日1回程度。
2週後、夫から外来に電話があり「しばらく食事の工夫をして様子をみていたがどんどん吐き気がひどくなり、現在、1日4、5回吐いている。食欲はほとんどなく、スポーツドリンクしかのどを通らないようだ。ずっとベッドに寝ている」と言う。妊娠9週3日、Aさんは夫に付き添われて受診した。下腹部痛や性器出血はない。顔色が悪くタオルを口元にあて、夫に支えられるようにして椅子に座っている。入院の判断をするために重要な情報はどれか。

解説

正解は⑶です。妊娠悪阻で入院が必要かどうかは、飢餓によって脂肪が分解されているかどうかで判断するため、尿中のケトン体が重要な情報になります。陽性であれば糖質が不足して代謝が傾いている状態を示し、輸液による治療が必要になります。内診所見や吐物の内容は入院の判断材料にはならず、現在のBMIだけでは体重がどれだけ減ったかが分かりません。体重の減少率とあわせて評価していきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成

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