ソクマル助産師

Aさんは、産褥1日目から母児同室を開始しており1時間半から2時間おきに授乳をして…

次の文を読み39〜41 の問いに答えよ。Aさん(25 歳、初産婦)。既往歴に特記すべきことはない。妊娠経過は順調で、出産直後からの母児同室と母乳哺育とを希望していた。妊娠38 週6日に陣痛発来で入院した。分娩第2期遷延のためオキシトシンを用いて陣痛を促進し、吸引分娩で娩出となった。児は、出生体重2,800 g の男児でApgar〈アプガー〉スコアは1分後、5分後ともに9点であった。分娩所要時間22 時間、分娩時出血量450 mL で、会陰切開縫合術を受けた。分娩後2時間の母児の経過は良好であった。
Aさんは、産褥1日目から母児同室を開始しており1時間半から2時間おきに授乳をしていた。産褥2日の夕方、Aさんは「こんなに授乳しているのに、赤ちゃんはすぐに泣きます。母乳だけでは足りないのでしょうか」と話し、疲れた様子であった。児の体重は2,590 g。乳房は熱感を帯びて張っており、乳頭を圧迫するとタラタラと乳汁が流れ出てくる。児の吸啜状態は良好で、排尿は5回/日、排便は2 回/日であった。Aさんの気持ちを傾聴した後の対応で最も適切なのはどれか。

解説

正解は⑷です。産褥2日の体重減少は出生時の約7%にとどまり、排尿も5回あって吸啜も良好なため、母乳は足りていると判断できます。頻回の授乳は乳汁の分泌を増やす大切な時期の関わりなので、これまでのペースを続けるよう支えます。人工乳の補足や夜間の授乳の中断は、分泌の確立を妨げます。時間を決めた授乳も児の欲求に合わず、張りがなくなるまでの搾乳は作りすぎを招いてしまいます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成

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