34 歳の経産婦。院内助産所での分娩を予定している。妊娠34 週3日、妊婦健康診…
34 歳の経産婦。院内助産所での分娩を予定している。妊娠34 週3日、妊婦健康診査のため助産師外来を受診した。「おなかの張りや出血はない」と言う。胎児心拍数140 bpm。レオポルド触診にて子宮底に胎児部分の中で一番大きく丸く硬いものを触れ、浮球感があり、胎児先進部は未固定である。助産師の対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 2週後の受診を指導する。方針の決定が、遅れることになってしまいます。
- ⑵ 医師に管理を依頼する。骨盤位は院内助産所では扱えず、医師に依頼します。
- ⑶ 胎児外回転術を行う。外回転術は医師が行う処置で、助産師は行えません。
- ⑷ 膝胸位を指導する。効果が明らかでなく、現在は勧められていません。
- ⑸ 内診を行う。この時点で、内診を行う必要はありません。
解説
正解は⑵です。子宮底に硬く丸い児頭を触れて浮球感があることから骨盤位と判断でき、骨盤位は院内助産所では扱えないため、医師に管理を依頼します。2週後の受診を指導するだけでは、方針の決定が遅れてしまいます。胎児外回転術は医師が行う処置であり、助産師が行うことはできません。膝胸位の効果は明らかでないため現在は勧められておらず、内診はこの時点で必要になりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成