抗SS-A 抗体陽性の全身性エリテマトーデス〈SLE〉合併妊娠において留意すべき…
抗SS-A 抗体陽性の全身性エリテマトーデス〈SLE〉合併妊娠において留意すべき胎児の異常はどれか。
- ⑴ 巨大児巨大児は、糖尿病合併妊娠で多くみられます。
- ⑵ 食道閉鎖食道閉鎖との結び付きは、示されていません。
- ⑶ 二分脊椎二分脊椎は、葉酸の不足で危険が高まります。
- ⑷ 臍帯ヘルニア臍帯ヘルニアとの結び付きも、示されていません。
- ⑸ 先天性房室ブロック抗体が移行し、刺激伝導系を傷つけて起こります。
解説
正解は⑸です。抗SS-A抗体は胎盤を通って胎児に移行し、心臓の刺激伝導系を傷つけるため、先天性房室ブロックを起こすことがあります。妊娠18週から24週ごろに起こりやすく、この時期は胎児の心拍数を注意深く確認します。巨大児は糖尿病合併妊娠で、二分脊椎は葉酸の不足で危険が高まります。食道閉鎖や臍帯ヘルニアは、抗SS-A抗体との結び付きが示されていません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成