妊婦の伝染性紅斑について適切なのはどれか。2つ選べ。
妊婦の伝染性紅斑について適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 胎児水腫が発生する危険がある。胎児の貧血から、胎児水腫を起こすことがあります。
- ⑵ 感染予防のためのワクチンがある。予防のためのワクチンは、まだありません。
- ⑶ 皮疹の出現中は他者への感染力が強い。感染力が強いのは、皮疹が出る前の時期です。
- ⑷ ヒトパルボウイルスB19 による感染である。ヒトパルボウイルスB19による感染症です。
- ⑸ 胎児死亡率は妊娠20 週以降に感染したとき高率である。危険が高いのは、妊娠20週未満の感染です。
解説
正解は⑴と⑷です。伝染性紅斑はヒトパルボウイルスB19による感染症で、妊娠中に初感染すると胎児の赤血球がつくられなくなり、重い貧血から胎児水腫を起こすことがあります。予防のためのワクチンはなく、感染力が強いのは皮疹が出る前のかぜのような症状の時期で、皮疹が現れたころにはほとんど失われています。胎児死亡の危険が高いのは、妊娠20週以降ではなく20週未満の感染です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成