正期産で出生した児の生後12 時間の所見で、直ちに小児科医に報告する必要があるの…
正期産で出生した児の生後12 時間の所見で、直ちに小児科医に報告する必要があるのはどれか。
- ⑴ 排尿がみられない。初回の排尿は、24時間以内にあれば足ります。
- ⑵ 排便がみられない。初回の排便も、24時間以内にあれば足ります。
- ⑶ 羊水様の嘔吐が数回みられる。飲み込んだ羊水を吐くもので、よくみられます。
- ⑷ 股関節に開排の制限がみられる。健康診査で、確かめていく所見になります。
- ⑸ 出生時から頭部全体が膨隆してきている。帽状腱膜下出血を示し、ショックの危険があります。
解説
正解は⑸です。出生時から頭部全体がふくらんできている所見は帽状腱膜下出血を示し、短時間で出血性ショックに陥るため直ちに報告します。初回の排尿と排便は生後24時間以内にあればよく、12時間の時点でなくても異常とはいえません。羊水様の嘔吐は飲み込んだ羊水を吐いているもので、生後まもない時期にはよくみられます。股関節の開排制限は健康診査で確かめていく所見になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成