出生後にみられる新生児の循環動態の変化について正しいのはどれか。
出生後にみられる新生児の循環動態の変化について正しいのはどれか。
- ⑴ 右房圧は左房圧よりも高くなる。出生後は、左房圧のほうが高くなります。
- ⑵ 肺動脈圧は大動脈圧よりも高くなる。肺動脈圧は、大動脈圧より低くなります。
- ⑶ 出生後、速やかに肺血管抵抗は上昇する。肺血管抵抗は、速やかに低下していきます。
- ⑷ 動脈血酸素分圧〈PaO2〉の上昇により動脈管は収縮する。酸素分圧の上昇が、動脈管を収縮させます。
解説
正解は⑷です。肺が広がって酸素分圧が上がると動脈管は収縮し、やがて閉鎖へ向かいます。胎児期は右房圧のほうが高く卵円孔を通って血液が流れていましたが、出生後は肺血流が増えて左房圧が高くなり、卵円孔は閉じます。肺血管抵抗は出生後に速やかに低下し、それに伴って肺動脈圧も大動脈圧より低くなります。これらの変化が組み合わさって、胎児循環から新生児循環へ移行していきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成