授乳期における喫煙によるニコチンの影響について正しいのはどれか。
授乳期における喫煙によるニコチンの影響について正しいのはどれか。
- ⑴ 射乳反射を亢進させる。オキシトシンが抑えられ、反射は弱まります。
- ⑵ 母乳中には移行しない。母乳中へ移行し、高い濃度になります。
- ⑶ 母乳の分泌を抑制する。プロラクチンが抑えられ、分泌量が減ります。
- ⑷ 母乳中の脂肪含有量を増加させる。脂肪の含有量は、むしろ減ってしまいます。
解説
正解は⑶です。ニコチンはプロラクチンの分泌を抑えるため、母乳の分泌量が減ってしまいます。また射乳反射を担うオキシトシンの放出も抑えるので、反射は亢進ではなく弱まります。ニコチンは母乳中へ移行し、血中より高い濃度になることが知られています。母乳中の脂肪の含有量も、喫煙によって増えるのではなくむしろ減ります。禁煙を支えるとともに、吸う場所と時間を分ける助言も行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成