妊娠39 週3 日。A さんは、自然に陣痛発来し助産所に到着した。入院時の内診所…
次の文を読み50〜52 の問いに答えよ。A さん(38 歳、1 回経産婦)。A さんは第1 子を3 年前に病院で正常分娩し、現在の健康状態は良好である。妊娠が判明し、今回は助産所での出産を希望して妊婦健康診査を受けている。妊娠経過は順調である。
妊娠39 週3 日。A さんは、自然に陣痛発来し助産所に到着した。入院時の内診所見は、子宮口4 cm 開大、Station +1 、第2 頭位。4 時間後に子宮口全開大し、四つん這いの姿勢で分娩することになった。その後、順調に経過し児頭が娩出した。第4 回旋で児が顔を向ける方向はどれか。
- ⑴ 産婦の腹側第4回旋で向くのは、腹側や背側ではありません。
- ⑵ 産婦の背側背側を向くことも、この回旋では起こりません。
- ⑶ 産婦の右方向第1頭位であれば、こちらの向きになります。
- ⑷ 産婦の左方向第2頭位を四つん這いで娩出した場合の向きです。
解説
正解は⑷です。第2頭位では児の背中が母体の右側を向いているため、娩出した児頭は第4回旋で母体の右側を向きます。ところが四つん這いでは母体の腹背が仰臥位と逆になるので、介助者から見ると児の顔は産婦の左方向を向くことになります。体位が変わっても回旋そのものは同じで、向きの見え方だけが入れ替わる点が要点です。姿勢に合わせて、肩甲の娩出を導く方向も変えていきます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp150511-03.html)を加工して作成