電話相談の開始当初は、妊娠、出産や子育てに関する相談が主であった。 1 年ほど前…
次の文を読み53~55 の問いに答えよ。県の女性健康支援センターでは、 5年前から電話相談を週2日実施している。電話相談は 8 名の助産師が輪番制で対応しており、相談日には1 名が担当している。
電話相談の開始当初は、妊娠、出産や子育てに関する相談が主であった。 1 年ほど前から、50 歳前後の女性からの不眠、頭痛、のぼせ、憂うつ、物忘れなどに関する相談件数が増え、約半数を占めている。そのため、女性健康支援センターでは相談を担当している助産師を対象に研修会を実施することになった。研修内容として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 脳血管疾患について鑑別として知る程度で、中心にはなりません。
- ⑵ 月経前症候群について月経のある世代の訴えで、合っていません。
- ⑶ エストロゲン欠乏症状について増えている相談の、原因そのものにあたります。
- ⑷ Alzheimer〈アルツハイマー〉病についてこの年代の相談の、中心にはなりません。
解説
正解は⑶です。50歳前後の女性に増えている不眠や頭痛、のぼせ、憂うつ、物忘れは、閉経に伴ってエストロゲンが減ることで現れる症状であり、その仕組みと対応を学ぶ研修が最も役立ちます。脳血管疾患やアルツハイマー病は、鑑別として知っておくことはあっても相談の中心ではありません。月経前症候群は月経のある世代の訴えで、この年代の相談内容とは合いません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成