在胎 38 週 0 日、体重 2,300 g で出生した児。小頭症、心奇形および…
在胎 38 週 0 日、体重 2,300 g で出生した児。小頭症、心奇形および白内障が認められた。この症例の診断において優先される確認事項はどれか。
- ⑴ 妊娠初期のトキソプラズマ感染の有無水頭症や脳内の石灰化が、特徴になります。
- ⑵ 妊娠初期の風疹ウイルス感染の有無小頭症、心奇形、白内障がそろう所見です。
- ⑶ 母親のアルコール依存症の有無特徴的な顔貌が中心で、説明できません。
- ⑷ 母親の薬物摂取の有無薬物では、この組合せは説明できません。
- ⑸ 母親の喫煙の有無喫煙では、発育不全が中心になります。
解説
正解は⑵です。小頭症、心奇形、白内障の三つがそろい、低出生体重を伴う所見は先天性風疹症候群に特徴的であるため、妊娠初期に母親が風疹ウイルスに感染していなかったかを最優先で確かめます。トキソプラズマでは水頭症や脈絡網膜炎、脳内の石灰化がみられます。アルコールでは特徴的な顔貌、喫煙では発育不全が中心で、白内障と心奇形の組合せは説明できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成