硬膜外麻酔下の分娩における麻酔の影響で起こりやすいのはどれか。
硬膜外麻酔下の分娩における麻酔の影響で起こりやすいのはどれか。
- ⑴ 鉗子・吸引分娩になりやすい。いきむ力が弱まり、器械分娩が増えます。
- ⑵ 出生児に呼吸抑制が生じやすい。胎盤をほとんど通過せず、呼吸は抑えられません。
- ⑶ 子宮復古が遅れやすい。子宮の収縮は妨げられず、復古は遅れません。
- ⑷ 母体の誤嚥性肺炎発症の危険性が高くなりやすい。意識は保たれ、誤嚥の危険は高まりません。
解説
正解は⑴です。硬膜外麻酔では骨盤底の筋がゆるみ、いきむ力も弱まるため、回旋の異常や分娩第2期の遷延が起こりやすく、鉗子分娩や吸引分娩になる割合が高くなります。麻酔薬は胎盤をほとんど通過しないため、出生した児の呼吸が抑えられることはありません。子宮の収縮そのものは妨げられないので復古は遅れず、意識は保たれるため誤嚥性肺炎の危険も高まりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp140512-03.html)を加工して作成