A さんは妊娠24 週の妊婦健康診査にて「上司と話し合って、育児休業を取った後、…
次の文を読み47~49 の問いに答えよ。A さん(30 歳、初妊婦)は妊娠12 週である。仕事は物流センターで商品の仕分けラインを管理している。本日、妊婦健康診査で産婦人科クリニックを受診した。妊娠経過は順調だが、退職を検討している。A さんは「職場では冷凍食品が担当で、マイナス15 ℃の倉庫で作業するときもあります。職場は男性が多く、これまで妊娠した社員はいません。妊娠したことをそろそろ上司に話すので、退職のこともまとめて伝えた方がよいかなと思っています。出産後も仕事を続けたい気持ちはありますが」と話す。
A さんは妊娠24 週の妊婦健康診査にて「上司と話し合って、育児休業を取った後、職場復帰することにしました。夫のB は運送会社で非正規雇用として2 年働いていますが、育児休業が取れるのか私もよく分かっていません」と話す。B さんの育児休業に関する説明で正しいのはどれか。
- ⑴ 対象は正規雇用者に限定されている。有期雇用で働く人も要件を満たせば対象になります。正規雇用に限られてはいません。
- ⑵ A さんが取得するとB さんは取得できない。父母がそれぞれ取得でき、同時に休業することもできます。
- ⑶ B さんが事業主に申し出なくても取得することができる。育児休業は事業主への申出によって取得します。申出なしに始めることはできません。
- ⑷ 児の出生から1 歳2 か月に達する日の前までの間で取得できる。父母がともに取得する場合、子が1歳2か月に達する日の前日までの間で休業できます。
解説
正解は⑷です。育児・介護休業法では、父母がともに育児休業を取得する場合、休業できる期間が子が1歳2か月に達する日の前日までに延びるパパ・ママ育休プラスの仕組みがあります。有期雇用で働く人も、子が1歳6か月に達する日までに契約が満了することが明らかでないなどの要件を満たせば対象になり、正規雇用に限られません。父母は同時に取得でき、取得には事業主への申出が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成