マーサー, R. T. の母親役割移行過程理論の説明で正しいのはどれか。 2 つ…
マーサー, R. T. の母親役割移行過程理論の説明で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 子どもの特性は母親役割獲得に影響を及ぼす。児の気質や反応のしかたが母親の関わりに影響し、役割獲得の進み方を左右します。
- ⑵ 母親は産後4 か月までに母親役割を獲得する。獲得の時期には個人差があり、産後4か月までと一律に区切られてはいません。
- ⑶ 母親役割獲得のプロセスには3 つの段階がある。段階は予期的・形式的・非形式的・個人的の4つです。3段階ではありません。
- ⑷ ハイリスク妊娠の女性と家族には適応できない理論である。ハイリスク妊娠の女性と家族にも用いられる理論であり、適応できないわけではありません。
- ⑸ 妊娠中の母親役割に対する心理・社会的準備段階にあたるのは予期的段階である。妊娠中に情報を集め心理的・社会的に備える時期が予期的段階にあたります。
解説
正解は⑴と⑸です。マーサーの母親役割移行過程理論では、母親役割の獲得を予期的段階・形式的段階・非形式的段階・個人的段階の4つで説明します。妊娠中に情報を集め、心理的・社会的に備える時期が予期的段階です。また児の気質や反応のしかたといった子どもの特性も、母親役割の獲得に影響を与える要因として位置づけられています。獲得の時期には個人差があり、ハイリスク妊娠の女性と家族にも当てはめて用いられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成