出生後1 週以内の新生児における異常所見はどれか。
出生後1 週以内の新生児における異常所見はどれか。
- ⑴ 睡眠時間が20 時間/日新生児の睡眠時間は1日16〜20時間程度で、20時間は正常の範囲です。
- ⑵ ヘモグロビン値が10 g/dL出生時のヘモグロビンは16〜20 g/dL程度であり、生後1週で10 g/dLは貧血を示します。
- ⑶ 安静時の呼吸数が40 回/分新生児の安静時呼吸数は毎分40〜60回が正常です。40回/分は正常の範囲です。
- ⑷ 新生児中毒性紅斑が体幹に3 個新生児中毒性紅斑は多くの新生児にみられる生理的な皮疹で、治療を要しません。
- ⑸ 大泉門の大きさが長径20 mm ×短径10 mm大泉門の大きさは個人差が大きく、長径20 mm程度は正常の範囲に収まります。
解説
正解は⑵です。新生児のヘモグロビン値は出生時におよそ16〜20 g/dLと高く、生後1週以内に10 g/dLまで下がっていれば貧血として原因を調べる必要があります。分娩時の出血や胎児母体間輸血、溶血などが考えられます。1日20時間前後の睡眠、安静時の呼吸数40回/分、体幹に数個の新生児中毒性紅斑、長径20 mm程度の大泉門は、いずれもこの時期の正常な範囲に収まる所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成