妊娠による身体の変化で正しいのはどれか。
妊娠による身体の変化で正しいのはどれか。
- ⑴ 腟壁はリビド着色する。骨盤内のうっ血によって腟壁や外陰部が紫青色を帯びる、妊娠初期の代表的な所見です。
- ⑵ 子宮頸部の軟化は子宮体部より早く始まる。軟化は子宮体部から始まります。頸部の軟化はそれより遅れて現れます。
- ⑶ Piskacek〈ピスカチェック〉徴候は妊娠5 か月に顕著となる。Piskacek徴候が目立つのは妊娠2か月ころです。妊娠5か月では子宮全体が大きくなり分かりません。
- ⑷ 乳輪に形成されるMontgomery〈モントゴメリー〉腺は第2 次乳輪である。Montgomery腺は第1次乳輪にある皮脂腺です。第2次乳輪は妊娠中期以降に現れる色素沈着です。
- ⑸ 子宮の着床部位が膨隆して触れることをHegar〈へガール〉第1 徴候という。着床部位が膨隆して触れるのはPiskacek徴候です。Hegar第1徴候は子宮峡部の軟化を指します。
解説
正解は⑴です。妊娠すると骨盤内のうっ血によって腟壁や外陰部が紫青色を帯びます。これをリビド着色(Chadwick徴候)といい、妊娠初期の徴候の一つです。軟化は子宮体部から始まり、頸部の軟化は遅れて現れます。Piskacek徴候は着床した側の子宮が非対称に膨らむ所見で、妊娠2か月ころに目立ちます。Montgomery腺は第1次乳輪にある皮脂腺で、Hegar第1徴候は子宮峡部が軟らかくなる所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成