ルテイン囊胞について正しいのはどれか。
ルテイン囊胞について正しいのはどれか。
- ⑴ 自然消失することが多い。hCGの刺激が減れば自然に縮小して消えることが多く、経過観察が基本になります。
- ⑵ 内容液に脂肪成分を含む。内容液に脂肪成分を含むのは成熟囊胞性奇形腫です。ルテイン囊胞の特徴ではありません。
- ⑶ 産道通過障害の原因となる。産道通過障害の原因になりやすいのは、骨盤内に嵌入した腫瘤です。ルテイン囊胞ではまれです。
- ⑷ 診断のためにMRI 検査が行われる。診断は通常、超音波検査で行います。MRI検査が必須というわけではありません。
解説
正解は⑴です。ルテイン囊胞は、hCGの刺激を強く受けた卵巣の黄体が大きくなってできる機能性の囊胞で、多胎妊娠や胞状奇胎、排卵誘発の際にみられます。原因となる刺激がなくなれば自然に小さくなり消えることが多く、経過観察が基本になります。内容液に脂肪成分を含むのは成熟囊胞性奇形腫です。骨盤内に深く入り込まないため産道通過障害の原因にはなりにくく、診断は通常、超音波検査で行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成