オキシトシン点滴静脈内注射による分娩誘発中の管理で正しいのはどれか。
オキシトシン点滴静脈内注射による分娩誘発中の管理で正しいのはどれか。
- ⑴ 精密持続点滴装置を用いて投与する。過強陣痛を避けるため、輸液ポンプで投与速度を正確に管理することが基本です。
- ⑵ 分娩第1 期の胎児心拍数陣痛図の評価は30 分ごとに行う。投与中は分娩監視装置による連続モニタリングが必要です。30分ごとの評価では不十分です。
- ⑶ 胎児心拍数波形のレベル3 では、オキシトシンを増量してよい。レベル3は胎児の状態の悪化を示します。増量ではなく中止と医師への報告が必要です。
- ⑷ 前回の増量時から15 分経過していれば、オキシトシンを増量してよい。増量の間隔は通常30分以上あけます。15分での増量は過強陣痛の危険を高めます。
解説
正解は⑴です。オキシトシンは過強陣痛や子宮破裂を招くおそれがあるため、精密持続点滴装置(輸液ポンプ)を用いて正確な速度で投与します。投与中は分娩監視装置による連続モニタリングを行い、30分ごとの間欠的な評価では急な変化を見逃します。胎児心拍数波形のレベル3は胎児の状態が悪化していることを示し、増量ではなく投与の中止や医師への報告が必要です。増量の間隔は通常30分以上あけます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成