乳幼児の百日咳感染について正しいのはどれか。 2 つ選べ。
乳幼児の百日咳感染について正しいのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 潜伏期間は2 ~3 日である。潜伏期はおよそ7〜10日です。2〜3日という短い期間ではありません。
- ⑵ ペニシリン系の抗菌薬が第一選択となる。第一選択はマクロライド系抗菌薬です。ペニシリン系は有効ではありません。
- ⑶ 主な感染経路は飛沫感染と接触感染である。咳やくしゃみによる飛沫と、その付着物を介した接触が主な感染経路です。
- ⑷ 病期は痙咳期と回復期の2 期に分けられる。病期はカタル期・痙咳期・回復期の3期に分かれます。2期ではありません。
- ⑸ 生後6 か月未満の感染では無呼吸の合併リスクがある。月齢の低い乳児では特徴的な咳が出ないまま無呼吸を起こすことがあり、重症化しやすくなります。
解説
正解は⑶と⑸です。百日咳は百日咳菌による気道感染症で、飛沫感染と接触感染によって広がります。潜伏期はおよそ7〜10日で、経過はカタル期・痙咳期・回復期の3期に分かれます。生後6か月未満の乳児では特徴的な咳が出ないまま無呼吸やチアノーゼを起こすことがあり、重症化しやすいため注意が必要です。治療にはマクロライド系抗菌薬を用い、ペニシリン系は第一選択にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成