羊水量が少ない場合に形成が阻害される胎児の臓器はどれか。
羊水量が少ない場合に形成が阻害される胎児の臓器はどれか。
- ⑴ 脳脳の形成は羊水量に左右されません。羊水過少で問題になるのは肺と四肢の変形です。
- ⑵ 食道食道の形成は羊水量とは関係しません。食道閉鎖はむしろ羊水過多の原因になります。
- ⑶ 肺呼吸様運動によって広がりながら育つため、羊水が少ないと肺低形成を起こします。
- ⑷ 腎臓腎臓は尿をつくって羊水を生み出す側の臓器です。腎の異常が羊水過少の原因になります。
- ⑸ 膀胱膀胱も尿を排出して羊水をつくる側にあたり、羊水が少ないために形成が妨げられる臓器ではありません。
解説
正解は⑶です。胎児の肺は、羊水を吸い込んだり吐き出したりする呼吸様運動によって適度に広げられながら育ちます。羊水が少ないと肺が十分に広がらず、肺低形成を起こして出生後に重い呼吸障害につながります。妊娠中期に長く羊水過少が続いた場合は特に注意が必要です。脳や食道は羊水量に左右されず、腎臓や膀胱はむしろ羊水をつくる側の臓器で、これらの異常が羊水過少の原因になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成