新生児の水分・体液成分で正しいのはどれか。
新生児の水分・体液成分で正しいのはどれか。
- ⑴ 成人と比べて高張尿である。新生児は腎の尿濃縮力が未熟で、成人よりも薄い低張尿になります。
- ⑵ 尿量と比べて摂取水分量が多い。新生児は体表面積が大きく不感蒸泄も多いため、摂取水分量が尿量を大きく上回るとはいえません。
- ⑶ 成人と比べて細胞外水分量が多い。新生児は細胞外液の割合が成人より大きく、水分の出入りの影響を受けやすい特徴があります。
- ⑷ 出生時の総水分量は体重の50 % である。出生時の総水分量は体重のおよそ75〜80%です。50%は成人に近い値です。
解説
正解は⑶です。新生児は成人に比べて体内の水分の割合が高く、出生時の総水分量は体重のおよそ75〜80%を占めます。そのうち細胞外液の割合が成人より大きいことが特徴で、水分の出入りの影響を受けやすく、脱水にも浮腫にもなりやすい状態にあります。腎臓の尿を濃縮する力は未熟で、成人より薄い低張の尿になります。摂取水分量が尿量を大きく上回るわけではなく、不感蒸泄も多いことを押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成