更年期女性のメタボリックシンドロームの説明で正しいのはどれか。
更年期女性のメタボリックシンドロームの説明で正しいのはどれか。
- ⑴ メタボリックシンドロームの診断はBMI で行う。診断に用いるのは内臓脂肪の蓄積を反映する腹囲です。BMIでは判定しません。
- ⑵ 閉経後は内臓脂肪より皮下脂肪が増加する。閉経後はエストロゲンの減少により内臓脂肪が増えやすくなります。皮下脂肪優位にはなりません。
- ⑶ HDL コレステロールが上昇する。閉経後はHDLコレステロールが低下し、LDLコレステロールや中性脂肪が上昇しやすくなります。
- ⑷ 診断基準に血糖値が含まれる。空腹時血糖110 mg/dL以上が診断基準の一項目として含まれています。
解説
正解は⑷です。メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積を示す腹囲(女性90 cm以上)を必須条件とし、血清脂質・血圧・空腹時血糖の3項目のうち2項目以上が基準を超えた場合に診断されます。血糖値は診断基準に含まれています。判定に用いるのはBMIではなく腹囲です。閉経後はエストロゲンが減るため皮下脂肪より内臓脂肪が増えやすく、HDLコレステロールは低下し、LDLコレステロールと中性脂肪は上昇しやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-03_04_05.html)を加工して作成