妊娠の成立に関して正しいのはどれか。 2 つ選べ。
妊娠の成立に関して正しいのはどれか。 2 つ選べ。
- ⑴ 排卵後の卵胞は黄体形成ホルモン〈LH〉を産生する。排卵後の卵胞は黄体となり、プロゲステロンとエストロゲンを産生します。LHは下垂体から分泌されます。
- ⑵ 受精は排卵の12~24 時間後に行われる。卵子の受精能はおよそ24時間で、受精は排卵の12〜24時間後に卵管膨大部で起こります。
- ⑶ 受精とは精子と卵子が結合し細胞質と核が融合することである。精子と卵子の細胞質と核が融合して受精卵となる過程であり、定義として正しい記述です。
- ⑷ 受精卵は桑実胚期に着床する。着床するのは胚盤胞になってからです。桑実胚の段階ではまだ子宮腔内を移動しています。
- ⑸ 子宮内膜の増殖期に受精卵が着床する。着床が起こるのは子宮内膜の分泌期です。増殖期では受け入れの準備が整っていません。
解説
正解は⑵と⑶です。受精とは、精子が卵子に進入して細胞質と核が融合し、1つの受精卵になることをいいます。卵子の受精能は排卵後およそ24時間で、受精は排卵の12〜24時間後に卵管膨大部で起こります。排卵後の卵胞は黄体となり、産生するのはプロゲステロンとエストロゲンです。受精卵は胚盤胞になってから着床し、着床が起こるのは子宮内膜の分泌期です。時期と場所をあわせて整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成