分娩後の恥骨結合離開で安静臥床中の褥婦への対応で適切なのはどれか。
分娩後の恥骨結合離開で安静臥床中の褥婦への対応で適切なのはどれか。
- ⑴ 座位保持ができるようになってから授乳を開始する。側臥位など負担の少ない姿勢で授乳できます。座位がとれるまで待つ必要はありません。
- ⑵ 恥骨の触診は手掌全体で恥骨に圧をかけて押す。強い圧をかけると痛みが増し、離開を広げるおそれもあります。指で軽く触診します。
- ⑶ 恥骨と大転子周囲を骨盤ベルトで固定する。骨盤を固定して恥骨結合の動きを抑えることで、痛みが和らぎ治癒が進みます。
- ⑷ 産後2 、3 日で治癒することを伝える。治癒には数週から数か月かかります。2、3日で治ると伝えるのは誤りです。
- ⑸ 骨盤底筋体操を勧める。急性期に骨盤底筋体操を行うと痛みが増します。安静を保つ時期です。
解説
正解は⑶です。恥骨結合離開では、骨盤を骨盤ベルトで固定して恥骨結合が動かないようにすることで、痛みが和らぎ治癒も進みます。ベルトは恥骨と大転子の周囲に巻くのが基本です。授乳は側臥位などの姿勢で早くから行えるため、座位がとれるまで待つ必要はありません。恥骨の触診は強く圧をかけず、指で軽く行います。治癒には数週から数か月かかり、急性期に骨盤底筋体操を勧めることは適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成